活動報告書
【One Love Vol.10@キルギス編】
防護服を医療従事者に届けたい!
キルギス共和国イシク・クル州カラコル市の家庭医療地域センターに
防護服を届けるプロジェクト
協力団体: 株式会社プライサー
キルギス共和国イシク・クル州カラコル市の家庭医療地域センターに
防護服を届けるプロジェクト
協力団体: コーディリエラ・グリーン・ネットワーク

プロジェクト概要

今回ご寄付をいただいた経緯
クラウドファンディングに挑戦中だった2021年1月、非営利活動法人SPINプロジェクト様より弊社宛にご連絡をいただきました。
クラウドファンディングで目標金額達成を目指している最中にキルギス共和国(以下:キルギス)への支援をより大きなものにできることは、弊社にとって、とてもありがたいお話でした。
そこから何度かMTGの機会をいただき、支援の方針や詳細について共有のための打ち合わせをさせていただきました。いただいた寄付金で当初の予定よりも多くの防護服をイシク・クル州へ届けることができました。

プロジェクト完了までの日程2021
・3月15日: SPINプロジェクト様から寄付金の着金を確認
・3月17日: キルギスに向けて送金完了
・3月19日: キルギスへ着金確認/One Love Projectロゴパネル準備
・3月26日: ソロス財団・キルギスへ受け渡し
・3月29日: イシク・クル州の各医療施設代表への寄贈式
・寄付金額: 222,977円

収支と支出

皆様からご支援いただいた支援金は、 2021年3月17日にキルギスに送金、3月19日に着金しました。
・寄付金額: 222,977円
・支出(振込手数料): 9,700円
・最終送金額: 213,207円

USD → キルギスソム(KGS)で送金
・送金額:約1,954 USD
・引き出し・両替手数料:9,77 USD
・受取金額: 1,944 USD
※2021年3月19時点レート(1USD→84.5KGS)でキルギスソムに換算 164,268 KGS

支出内訳
・One Love Projectパネル製作費: 1 枚 100 KGS ×3枚: 300 KGS
・防護服購入費: 1 セット1000 KGS ×164 セット 164,000 KGS

合計: 164,300 KGS
※パネル代の不足分32KGSは補填させていただきました。

領収書及び納品書は以下よりご確認いただけます。
・OneLoveメッセージボード領収証
・防護服_請求書と領収証
・ソロス財団への納品書01(900着)
・ソロス財団への納品書02(44着)

活動報告

防護服購入
防護服は数多くの候補の中からソロス財団・キルギス公衆衛生プログラムディレクターであるアイベック・ムカンベトフさんにご相談をしながら医療従事者の安全性を確保できる製品を選定しました。

購入セット内容
・使い捨てキャップ
・マスクK95
・手袋
・使い捨てガウン
・使い捨て靴カバー
・使い捨て防護服

NPO法人SPINプロジェクトを通じた寄付金での購入数: 164セット

運搬・寄贈

2021年3月29日、イシク・クル州のカラコル市の家庭医療地域センターにて防護服の贈呈式が行われました。
当日のカラコル市は前日までの暖かさが嘘のように雪がちらほらしており気温は氷点下に。現地へはプライサービシュケクの代表小松さんとジャミリャーさんが向かいました。

贈呈式参加者
・ソロス財団・キルギス シャミル・イブラギモフ事務局長
・ソロス財団・キルギス 公衆衛生プログラムディレクター アイベック・ムカンベトフさん
・キルギス共和国保健省イシク・クル地域コーディネーター兼、地域家族医療センター所長ジャイルムショワ・ジベクさん
・その他、イシク・クル州内の病院代表者

寄贈先施設
・イシク・クル地域連合病院
・アクスー一般医療センター
・トゥプ一般医療センター
・イシク・クル一般医療センター
・バルイクチ一般医療センター
・トン一般医療センター
・ジェティ・オグズ一般医療センター
・アナニエヴォ一般医療センター
キルギス共和国保健省イシク・クル地域コーディネーター兼、地域家族医療センター所長のジベクさん(写真右ピンクの服の方)は、
「日本の方々、そしてソロス財団・キルギスが提供したタイムリーな支援に感謝します。」
と述べました。

プロジェクト完了報告

キルギス共和国での新型コロナウィルスの流行は、変異型ウィルス蔓延の兆候が見られるなど依然予断を許さない状況が続いています。
状況が悪化する前に、防護服を医療従事者の方々へ届けられたことは嬉しく思います。
それを実現できたのもひとえに皆様のご支援があったからです。
改めましてこの度はご支援、ご協力をいただいた皆様に心から御礼申し上げます。
当プロジェクトはいったん終了となりますが、 今後も弊社では誰かの力になれるプロジェクトを継続して行ってまいります。

株式会社プライサー、プライサービシュケクスタッフ一同

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